内視鏡検査システム
次世代の内視鏡システム
オリンパス「EVIS X1」導入
2020年11月、滋賀県内で初となる内視鏡システムを導入しました。
OLYMPUS EVIS X1
オリンパス社製の最新かつ最上位の内視鏡システムEVIS X1を導入しています。
EDOF(被写界深度拡大技術)、RDI(赤色光観察)、TXI(構造色彩強調機能)などの新技術が搭載され、従来の内視鏡システムと比較し、画質・診断精度が大幅に向上したオリンパス社のEVIS X1(イーヴィス エックスワン)を滋賀県内で初導入しました。
TXI(構造色彩強調機能):Texture and Color Enhancement Imaging
観察部位の表面の「構造」「色調」「明るさ」の3要素を最適化する画像技術です。通常光では観察しづらい観察部位でも、表面の構造や凹凸、色調の変化など画像上のわずかな変化が強調されて見えるため、小さな病変でも見逃しづらくなります。
RDI(赤色光観察):Red Dichromatic Imaging
特定の波長の光を照射することで、深部血管の視認性が向上する画像強調観察技術です。深部血管が見えやすくなることで、近年増加している内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)などの内視鏡治療において出血の防止ができるほか、治療中に出血が起きた際でも迅速に出血部位の特定や止血処置が行えます。
EDOF(被写界深度拡大技術):Extended Depth of Field
遠位と近位の焦点のあった画像を合成し、リアルタイムで焦点範囲の広い内視鏡画像が得られる技術です。この技術によって、心臓の拍動や腸のぜん動など動きのある場所でも明瞭な画像を映し出すことができ、よりスムーズで効率的に内視鏡検査や治療を行えます。